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モリタツ眼科クリニック(もりたつがんかくりにっく)

視力矯正 - モリタツ眼科クリニック

なぜ近視や遠視、乱視・老視になるのか。

■視力矯正

銀座・東銀座・新富・築地地区にお勤めのOLさん・ビジネスマンのみなさん、お住まいのみなさん
視力矯正のためには、コンタクトレンズや眼鏡が有効です。コンタクトレンズやメガネをつくる前に、なぜ近視や遠視、乱視・老視になるのか、その仕組みをかんたんに理解しておきましょう。

正視

 目の仕組みは、カメラの仕組みにとてもよく似ています。調節を休ませた時、角膜から入ってきた平行な光線は、レンズに当たる「角膜」と「水晶体」で屈折し、目の奥の網膜の上で焦点を結びます。この焦点が網膜上で正しく結べていれば、近点(近方で調節を最大に使い、最もクリアに見える所)から理論上、無限遠までクリアにモノが見えます(正視 正常眼)。
 近視や遠視、乱視は、光の屈折異常のせいで焦点がきちんと網膜の上で結べておらず、ピントがずれてしまっている状態です。

近視

 近視は、焦点を結ぶまでの眼軸が長いか、屈折が強いかによって、光の焦点が網膜より手前にある状態です(理論上この時、目の中の水晶体や筋肉は全く使っていないものとします)。近くのモノはピントが合うのでよく見えるのですが、遠くのモノはぼやけてしまいます。
 凹レンズによって、焦点を後ろに持ってきて、網膜上に結ばれるように調整します。
 以前は「近視は悪いものだ」とされていましたが、現代人の生活では、近業作業(パソコンや書類書きなど)が多いので、ちゃんと調整さえしておけば悪いことではありません。加齢につれて老眼の要素が入ってくると、ちょうど良い感じになる方もいらっしゃいます。

◎近視の矯正について

 眼鏡やコンタクトレンズで、以上のような状態を矯正することが可能です。
 人間は生まれたときは、眼軸が短いのでだいたい遠視だと言われています。成長にしたがって6歳から8歳までに徐々に正視化していくのですが、近視は小学校の低~中学年くらいから始まります。昔は小学校の高学年~中学生くらいで近視になる人が一番多かったのですが、最近では30代後半から40歳の初めにかけて近視になる人もいらっしゃいます。
 安全性という面では眼鏡が一番おすすめですが、スポーツをするような社会的な必要があったり、目の左右で明らかに度数が違うとか、角膜に異常があるような場合、強度近視の場合はコンタクトレンズの適用になる場合があります。

遠視

 遠視は、眼軸が短いか、屈折が弱いかによって、光が網膜より後ろで焦点を結んでいる状態です(目の中の水晶体や筋肉を全く使用していない場合で)。
 凸レンズによって、焦点を前に持ってきて、網膜上に結ばれるように調整します。

◎遠視の矯正について

 成長の過程で正視化しなかった場合は、光が焦点を結ぶ網膜の部分成長が不十分になり、お子さんで遠視が強い場合は、弱視(器質的な病気がないのに、矯正しても視力が0.8-1.0まで出ない)につながることがあります。早めの発見が必要であり、眼科医会では3歳児検診を奨励しています。
 成人しても病気で網膜がむくんで遠視になってしまうようなケースもあります。また、老眼は早い方で30歳中盤から始まりますが、遠視の方は調整が非常に大変です。早めに眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正すると良いと考えています。

乱視

 平行な光線がどこにも像を結ばない屈折状態をいいます。正視、近視、遠視はサッカーボールのような目ですが、大ざっぱに言うと、正乱視の場合は角膜がラグビーボールのように歪んでしまって、目に入ってきた光が屈折異常のせいでうまく一点に焦点を結べなくなっている状態です(焦線になってしまいます)。
 正乱視の場合、乱視用の円柱レンズ(1つの方向にのみ度数が入ったレンズ)を使って、焦点が網膜上に結ばれるように調整します。なかには、不正乱視といって、角膜形状がいびつで起こる場合があります。ハードコンタクトレンズで矯正可能な場合が多いです。

乱視の矯正について

 小児で強度乱視の方は屈折性の弱視になりやすいので早期に発見し視力を矯正する必要があります。乱視は視力検査等によって発見できます。

老視

 以上の近視・遠視・乱視の人は、実際は毛様体筋などによって水晶体(レンズ)の厚みを変化させて、目が入ってきた光の焦点の位置を微妙に調整してうまく見えるようにしています。この作用が目の調節です。だから過度に調節すると目が疲れる(眼精疲労)のです。
 ところが年を取って水晶体が固くなったり、毛様体筋が弱くなってくると、この調整能力がなくなって焦点が合わせにくくなり近くのモノが見えづらくなります。この状態が老視です。老視と遠視は混同されがちですが、違うものです。
 ですが、遠視と同じように凸レンズによって、焦点が網膜上に結ばれるように調整します。

老視の矯正について

 水晶体が固まり始めるのは10才代から徐々にすすみ、固まってしまうのは50代半ばだといわれています。30才代後半から夕方になると目が疲れる、視線を移す際、ピント合わせに時間がかかる、新聞を手元から離して読んでいるなど、近くのものが見えにくくなったとか、目が疲れやすいといった老視の自覚症状が出てきたら、早いうちに適切な眼鏡をかけて少しずつ無理をせず慣らしていく必要があります。
 意見の分かれるところではありますが、私は早いうちから徐々に慣らして老眼鏡に移行するのがよいと考えています。

眼鏡・コンタクトレンズの作成について

 「視力検査は眼鏡屋さんでするからいいよ」という方もいらっしゃいますが、眼鏡屋さんの視力検査はどうしても過矯正になりやすいという問題があります。
 「遠くのものがもっとよく見えるようにしたい」と思って眼鏡屋さんに行って強いレンズを作ってしまうと、どんどん度が進んでしまうことになりがちです。ひとつの基準としては、片方の目は0.8〜0.9くらいで、両方を合わせて1.0くらいにしておくのがよいでしょう。
 度数は少しずつ変化します。度が合っていないコンタクトレンズや眼鏡を使い続けると、像がクリアに見えなかったり、だぶついて見えたり、まぶしさを感じたりするだけでなく、目の痛みやめまいを感じたり、ひどい場合には頭痛、肩こりや自律神経失調症になることもありますから注意が必要と思っております。