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モリタツ眼科クリニック(もりたつがんかくりにっく)

緑内障・飛蚊症(ひぶんしょう) - モリタツ眼科クリニック

髪の毛や糸くずのようなものが動いて見えたら……

■緑内障・飛蚊症(ひぶんしょう)

銀座・東銀座・新富・築地地区にお勤めのOLさん・ビジネスマンのみなさん、お住まいのみなさん
視野異常を感じられたら、緑内障かもしれません。白い壁を見たときに、点状や斑状の模様や、髪の毛や糸くずのようなものが動いて見える事を飛蚊症といい網膜に穴が開いていたり、網膜はく離の始まりかもしれません。適切に治療をお考えいただければと思います。

緑内障

 緑内障の患者さんは日本全体でおそらく400万人くらいいると考えられています。40歳以上の人であれば20人に1人の割合で発症します。
 緑内障は、目の中の房水(眼内の前方を流れ、老廃物、栄養物質等を運んでいます)の排泄口にあたる隅角が広い「開放隅角緑内障(広義)」と、狭い「閉塞隅角緑内障」の2つのタイプに大きくにわかれます。

 開放隅角緑内障は、全緑内障(40歳以上の5.8パーセント前後)の内、約8割(40歳以上の4.8パーセント前後)です。症状としては目の奥の神経などの神経組織が傷害されるもので、視野が少しずつ狭くなっていくケースが多く見られますが、なかには急激に視野が悪化するケースもあります。網膜の神経繊維はだいたい120万本くらいあるといわれています。緑内障の自覚症状が出るころには、そのうちの半分ぐらいが侵されているようです。人間ドックや健診で眼科を受診したり、コンタクトレンズをつくるために検査をして初めて見つかることが多いようです。
 その原因は循環障害やニコチンなどいろいろ考えられているのですが、明らかになっているリスクファクターとしては通常に比べて眼圧が高いことがあります。眼圧を下げれば明らかに進行が遅くなったというデータが出ていますので、点眼薬、内服薬、手術などによって眼圧を下げる治療を行います。

 閉塞隅角緑内障は全緑内障の約1.5割で時として急激に発症するものもあります。その急性緑内障発作は、急激に高眼圧(40~80mmHg)になり治療を急がなければいけない目の病気の一つでもあります。
 症状としては、急激な眼痛、かすみ、虹視症(電灯を見ると虹がかかって見える症状)、そして、強い頭痛、吐き気などです。
 頭痛、吐き気の症状が強く、先に他科を例えば内科、脳外科、胃腸科、外科等に受診されてしまって、視機能障害が強く残り失明に近い状態になる事もあり得ます。
 またなかには、目の症状も暗い所でなんとなく重い、夜になると重くかすむ程度で済んでしまって、自己放置され、少し気になったので受診されて、手遅れになるケースもあります。
 治療は点眼、内服、点滴、場合によっては手術になります。

 身体障害者手帳を申請した人の中では、中途失明の第一原因がこの緑内障です。その次は糖尿病、網膜色素変性症と続いています。しかし緑内障は早期発見によって失明を免れることができる病気なので、定期的な健康診断をきちんと受けていただければと思います。

飛蚊症(ひぶんしょう)

 飛蚊症とは、天気の良い日に白い雲を見たり、白い壁を見たときに、点状や斑状の模様や、髪の毛や糸くずや虫のようなものが動いて見える事をいい、あるいはその前後に発生しやすい光って見える光視症という症状があります。
 原因は生理的なものと病気とに分けられます。
 生理的な原因としては、硝子体(コラーゲン繊維とヒアルロン酸などから成る)のコラーゲンが固まったり、硝子体が網膜からはがれて濁りを形成したりして、それが影として網膜に映って飛蚊症として見えるというケースがあります。これはあまり有害ではないので慣れていただくほかないでしょう。
 生理的な飛蚊症であっても、その後数が増えたり、違う形のものが見えたり、カーテンが下がったように見え方が変わってきていないかについて、引き続きチェックが必要です。

 本当に生理的な飛蚊症なのか病気なのかを鑑別するためには眼底を精密検査します。眼底を検査するためには瞳孔を通してみる必要がありますので、詳しく調べるために点眼薬によって散瞳します。散瞳するまでに30分から1時間程度かかります。散瞳の影響は半日程度は続きますので、運転などは控えていただいてほうがよいでしょう。
 病的な飛蚊症の原因としては、網膜に亀裂が生じ穴が開いている網膜裂孔や網膜剥離、ぶどう膜炎などの炎症、出血などが考えられますので、これらをチェックします。網膜裂孔や網膜剥離は失明に至る場合もありますが、早期に発見すれば、まわりをレーザー光線で固めて広がらないようにすることができます。ブドウ膜炎は全身性の病気を伴うことが多いので、全身検査が必要になることもあります。 気になる方はぜひ検査のためにお越しいただき、早期発見早期治療を心がけていただければと考えています。